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広告 と 「落書き」

交通広告と呼ばれている駅や車内での広告ってどんな箇所に使われているか、すぐ思い出せ
ますか?
JR新宿駅等では駅の床面さえ広告スペースとして使われています。
JR東日本企画では2000年広告収入は163%も増えたそうです。この不景気の中信
じられない話ですが、前述のように従来活用されないスペースを広告に活用することで売上を
伸ばしているのでしょう。
自動改札のステッカー広告も5年前にはなかったんですってー
(都営バスのラッピング広告でも基本料金だけで年間100万円以上します)
先日新宿〜恵比寿までJR山手線に乗り、進行方向右側を見ていると「落書き」のオンパレー
ド。電車の中から見える範囲では、ちょっと勉強したような落書きもありましたが、ほとんどが
当人・仲間内でしか意味をなさないスプレー落書きですね。
実は、JR東日本ポスターグランプリの2002年総合グランプリは新宿駅のサインボ
ド(ホーム前の線路のでっかいポスターのこと)日産自動車・new MARCH Debut 篇 な
のです。
サインボード部門の”金賞〜入賞”を見てみると18部門の内8部門が新宿〜恵比寿間です。
そう考えると私が見たあの落書きたちはとてつもない効果的アピールのできる場所を占
領して、無料で我々の視覚に訴求しているのです。
せめてもう少し見るに堪えるモノだったら(横浜桜木町のように)救いがあるのに・・・
ちなみに金賞はサントリー・BOSS×WHAT? だそうです。







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