直線上に配置

郊外住宅CMで想う 「幸せの共通認識」1


2006年にHIVの感染者は2万2000人(2001年の倍)

2002年に離婚した夫婦は29万組(1980年の倍)

2003年4月で15歳未満の人口は1800万人(総人口の14.1%)
29年連続低下記録更新中  

2002年の外国人登録者数は185万人(総人口の1.45%)

ちなみに六本木ヒルズの来場者数5月5日までの11日間で287万人
 (4月25日オープン)




今や結婚するカップルの3分の1はいわゆる「できちゃった結婚」です。世の中当たり前に受け
入れられるうになりました。
最初にちょっと数字を挙げましたが、何しろ世の中あっという間に色んな事が変わっていきす
でー 価値観の中の「幸せ」の感じ方(満足感)なんて、人それぞれ時代・世代と共に全然違っ
てきています。
そんな中ですっごく違和感を感じる住宅のCMなんです。
おじいいちゃん・おばあちゃん・両親・子供・果てはペットまで物分りが良さそうで、一体あれは
郊外住宅の理想の生活図式=家族共通の幸せだって今でも思い込ませようとしている
のでしょうか。マトリックスの仮想世界の方がまだ現実的でしょう。 嘘くさーい!
「街の落書き」を撮っていると必然的に色んな街の表情に触れます。
想4で埼玉・上尾で新興住宅街についてちょっと感想を書ましたが、私は猥雑感のある
好きです。
ところで皆さんは郊外住宅ってどんなイメージですか?やはりTVCMのように
・立派な一戸建てで
・広い庭(手入れが行き届いていてバーベキューパーティができる緑の芝)があって
・愛犬(アイフルのCMに出てくるようなチワワ)と愛車BMWもあって
・そして優しい両親と出来た子供がいて笑いの絶えない家族・・・
嘘っぽい! 昔の日本にそんな家族共通の幸せを達成できた家族が本当にあった
のかは分かりませんが、理想として憧れていた時代があったのは間違いありません。
今では現実味が全く感じられませんね。
今の時代で郊外住宅のイメージはー
・子供にべったりの母親(公園デビューもうまく出来ない)
・帰りの通勤電車の中で疲れ切った父親(誰もあんな姿見ると「生きていて幸せ?」って確かめ
るのも気の毒なほど程くたびれている)
・ひきこもりの子供 もしくは 犯罪や非行に走っている子供
(子供たちは漠然と何とかここから脱出する事を考えている)
・公園にはベンチに腰掛けた老人ばかりで死んだように活力のない街
活気のない場所と言えば郊外に限らず、都庁周辺。落書きもない清潔な場所ですが、
http://nagm.fc2web.com/Tocho030128003.jpg
の都庁地下の写真は私の中では死んだ郊外のイメージとダブります。
東京の下北沢・吉祥寺などは相変わらず若者にも人気ですが、街に・人に活気があります。
雑多な賑わいの中に現実が感じられ、少なくとも胡散臭さはありません。
想6 にこの話は続きます
浜崎あゆみで想う 「幸せの共通認識」2







想TOP へ 想 6 へ


直線上に配置

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送